コラム
2022年08月24日

アイアンの手すりのメリットは?手すりの種類や材質による違いについても解説

アイアンの手すりのメリットは?
アイアンの手すりはスタイリッシュでおしゃれな印象を与えるのに欠かせない要素です。ただ、木製の手すりなどに比べると敷居が高いイメージがあるので中々手が出しづらい面もあるではないでしょうか。ここではアイアンの手すりのメリットや形状の種類、材質の違いについて詳しく解説していきましょう。

アイアンの手すりのメリット

アイアンの手すりは素材の性質により、他にはないメリットがあります。ここではアイアンの手すりにはどんなメリットがあるのか詳しく解説していきましょう。

耐久性が高く、メンテナンスが楽

アイアン製の手すりは鉄を使っているため耐久性が高く、安全性が高いです。細く華奢なデザインでも、折れたり曲がったりしにくいのでデザインの幅が広いのも特徴となります。屋内であれば錆びも起きにくいので、お掃除やお手入れが簡単なこともメリットだといえます。

お部屋や階段が広々として明るく感じる

一般的に、手すりの部分が壁になっていると奥が見渡せなくなるため、お部屋や階段が狭く感じることがあります。しかしアイアン製の手すりは、壁になっている部分がなくなるため空間が広く見えます。そのため、圧迫感を感じず、広々とした印象に変化させられるのが利点です。

また、手すり部分に壁があると光がさえぎられてしまい、階段が暗くなってしまいます。階段が暗いと電気を付ける手間があるほか、踏み外しによる転倒リスクも高くなるなどのデメリットもあるでしょう。アイアン製の手すりなら光をさえぎる部分が少ないので、階段部分に光が当たって印象も明るくなります

好きな装飾を施し、好きな色の手すりにできる

アイアン製手すりは加工性が高く、細かい意匠を施せるのが特徴です。すっきりとシンプルなデザインにするのも良いですが、アクセントをつけた手すりはオリジナリティや個性が出ます。また、好きなカラーに塗装できるため、お部屋のイメージに合わせた色の手すりを作ることも可能です。

アイアン製の手すりの種類

手すりには形状によってさまざまな特徴があります。ここでは手すりの形状にはどのような種類があるのか詳しく見ていきましょう。

フラットバー手すり

最もシンプルなデザインの手すりですが、安価で丈夫に作ることができます。厚みを薄くすることで手が小さい子どもや握力の弱い年配の方でも手すりを指で掴めます。手のひらで押しながら体重をかけられるため、安定しやすく安全性が高い形状だといえます。

丸棒手すり

どの角度からも握りやすく、手を進む方向に滑らせられることが特徴です。逆に滑りやすいということでもあるため、滑りにくくするためにディンプル加工という凹凸がついたものもあります。細い方が握りやすいため、しっかりと握れる32〜35mmの太さが人気です。

L字型手すり

主にトイレや浴室に使用されることの多い形状の手すりです。衣服を脱着する際の支えにしたり身体を方向転換させたり、立ったり座ったりするのに便利な形状になっています。

手すりの材質による違い

手すりは材質によって印象や性質が大きく変化することがあります。ここでは手すりの材質ごとの特徴についてみていきましょう。

木製の手すり

木製の手すりの良さは、何と言っても温かみのある印象が得られることです。ナチュラルなお部屋の雰囲気づくりがしたい方にはおすすめで、白や茶色、こげ茶色などから選ぶのが一般的です。デメリットとしてはアイアンの手すりに比べると複雑な意匠は難しく、デザイン性にやや劣るということが挙げられます。

アルミ製の手すり

アルミ製の手すりは価格が安く、軽量で錆びにくいことが特徴です。スチールと比べるとおよそ1/3ほどの軽さなので、お家への負担も少なくなります。ただし、他の金属に比べると柔らかいので耐久性に不安が残る他、加工性も低いのがデメリットです。

スチール製の手すり

硬度の高いスチールは、鉄に炭素を混ぜることで耐久性が向上しているのが特徴です。鉄より硬く曲がりにくく、コストパフォーマンスも良いです。ただし、錆びやすくて重いというデメリットがあります。

ステンレス製の手すり

錆びにくいことが一番の特徴であるステンレスは、鉄にクロムを混ぜることで出来ます。しかし、建材としてみたときは重くて加工しにくく、コストが高いのが欠点です。また、手垢が目立ちやすいという点も生活に使う上ではあまりよくありません。

まとめ

アイアンの手すりは、耐久性や安全性が高いのが特徴です。また加工性も高く、好みの意匠を施すことができます。用途によって手すりの形状を加工して、使い勝手を調整できるのもメリットでしょう。

「株式会社 Number Second」では、アイアン製の手すりをオーダーメイドで作成しています。手すりだけでなく、フェンスや扉、鉄製品の修理などメニューにないようなことも幅広く対応させていただきます。お客様の考える理想のスタイルを、多数の実績をもつ熟練の職人が実現しますので、譲れないこだわりや小さなこだわりについても是非お聞かせください。