コラム
2022年08月24日

窓に手すりを付けるメリットを紹介!転落防止や防犯対策に役立つ

窓に手すりを付けるメリットを紹介
自宅の窓に付ける手すりには、窓の外側に付ける手すりと、内側につける手すりの2種類あります。窓の外側に付けると、防犯対策や目隠しに役立ちますし、内側に付けると、小さな子どもや高齢者の転落防止を防ぐ事ができて安心です。この記事では、窓に手すりを取り付けるメリットを紹介します。また、マンションの窓の手すりに、布団を干すときの注意点もあるので、参考にしてみてください。

窓に手すりを取り付けるメリット

窓の外側、内側に手すりを取り付けたときのメリットを紹介します。

窓の外側に手すりを取り付けるメリット

窓の外側に手すりや面格子を取り付けると、防犯対策やプライバシーの保護に役立ちます。警察庁の調査によると、空き巣が家の中に侵入するときは、約50%が窓からの侵入です。窓ガラスを破られて家の中への侵入を防ぐためには、防犯ガラスや面格子、窓シャッターを取り付ける事が効果的です。

道路から家の中が丸見えであれば、空き巣に狙われやすくなるので、窓に手すりや面格子を取り付けると、防犯対策に効果があります。

また、窓全体に面格子を取り付けると、台風などの自然災害のときに、窓ガラスの破損を防げます。強風のときには、窓に飛来物が直撃する事が心配です。面格子を取り付けた窓は、飛来物が直接当たった場合でも、窓ガラスの破損を防ぐ事ができます。万が一割れてしまっても、ガラスが飛び散る事を防げるので、怪我のリスクが少なくなります。

また、換気をしたいけれども、中をのぞかれたくないトイレやお風呂にも面格子はおすすめです。面格子にフィルムを取り付ける事で、室内の換気をしつつ、プライバシーを守る事ができます。

窓の内側に手すりを取り付けるメリット

窓の内側に手すりを取り付けると、子どもや高齢者が窓から転落する事を未然に防げます。人間の落下を防ぐためには、手すりの強度が重要です。窓の手すりには、さまざまな素材があります。

  • アイアン(鉄や銅)
  • アルミ
  • レンガ
  • グラスファイバー

この中でもおすすめの素材はアイアンです。最大の特徴は鉄や銅を使用しているので、非常に頑丈な事です。長期間使用しても壊れにくいので、安心して使えます。アイアンは熱で加熱する事で、形を自由自在に変える事ができます。オーダーメイドで発注すればどんな窓の形でも対応可能です。接続部分がないので、どの部分に力を加えても壊れる事がなく、安心して使用できる素材です。

最近は手すりの線を少なくして、スッキリと見せるデザインが流行しています。線を少なくすると、隙間が空いてしまうので小さい子どもがすり抜ける場合も出てきます。制作するときは、経験豊富なプロの業者に依頼すると安心です。

窓の手すりの高さはどのように決めるか?

窓に取り付ける手すりの具体的な高さは、建築基準法では決められていません。東京都が発信している情報サイト「東京くらしWEB」によると、子どもに配慮した住宅では手すりの高さは床面から110cm(120cm推奨)以上とされています。110cmという高さは、5才児から6歳児の平均身長とほぼ同じです。窓の近くに登るための踏み台やソファーを置かなければ、子どもが手すりをよじ登る可能性はかなり低くなります。

また、手すりによりかかったときに、よりかかった人の重心が手すりより下にあれば、転落を防げます。厚生労働省が発表している「国民健康・栄養調査」では、60代の平均身長は167cmです。手すりの高さが110cmあれば、よりかかった場合も体の重心より高い位置にあるので安心です。

窓の手すりは布団を干すのに使用できるのか?

天気の良い日には、布団を外に干したくなりますが、最近のマンションは布団を干す事を禁止している場合が多く、理由は「布団が落ちた場合に危険」と「マンションの景観を損なう」という2つの理由です。

布団が落ちた場合に危険

マンションには高層タイプも多く、部屋の高さが上がるほどに、風は強く吹くものです。高層階から布団が飛ばされてしまうと、落下した場所に人がいた場合に怪我をする可能性があります。また、下の階にホコリやゴミが落ちてしまう事もありますし、布団が落ちて物を壊してしまうと、住人同士のトラブルにも発展します。

マンションの景観を損なう

マンションの窓の手すりに布団が干してあると「マンションの景観が損なわれる」という理由で禁止している場合もあります。マンションの景観もマンション価格に反映している業者もあり、見学の際にマンションのイメージダウンを避けるためという理由です。どちらの場合でも、禁止の理由は規約に書かれています。窓の手すりに布団を干す前に、確認してみてください。

まとめ

窓に手すりを付けるメリットを説明しました。手すりを付けると見た目がおしゃれになるだけではなく、子どもや高齢者の転落防止にも役立ちます。2階以上の窓は安全を確保する必要があり、建築基準法や手すりの素材に精通した業者に依頼すると安心です。

「株式会社 Number Second」では、強度が高いアイアン製品を専門に扱っています。オーダーメイドで手すりやフェンス、扉などの幅広い商品を取り扱い、お客様の家にあわせての制作が可能です。窓に手すりの取り付けを検討している方は、弊社にぜひお問い合わせください。