コラム
2022年08月24日

バリアフリーの種類はどんなもの?家の中でもできる方法も解説!

バリアフリーの種類はどんなもの?
最近は、公共施設や大きなショッピングモールなどでは、バリアフリーが増えてきています。車いすの方でも移動しやすく、障がいを持っていても快適に過ごしやすくなっています。さまざまなバリアフリーを見かけるようになりましたが、どのような種類があるのでしょうか。家でもできるバリアフリーにはどのようなものがあるかについてもご紹介します。

バリアフリーの種類について

バリアフリーは、色々なところで見かけることが多いでしょう。今回は、道路や駅、商業施設で見られるバリアフリーについてご紹介します。

道路

道路で見かけるバリアフリーは、点字ブロック・音声付きの信号機・スロープなどが挙げられます。点字ブロックは、視覚障がいのある方に対してのバリアフリーの1つです。線状のブロックと点状のブロックがあります。線状は誘導ブロックであり、進行方向を示すブロックです。点状ブロックは警告ブロックで、危険箇所などに配置されています。

つづいて、音声付き信号機も視覚障がいのある方に対してのバリアフリーの1つです。視覚以外にも色覚に障がいを持つ方に対しても、音で危険を知らせることはとても大切です。

スロープは、段差を坂にしていることを指します。これは、主に車いすの方が安全に道を通れるようにすることが目的です。しかし、段差を使うことが困難な高齢者の方に対してもスロープは有効です。図書館などの公共施設でよく見られます。

駅では、道路で使われている点字ブロック以外にも、案内サインやホームドアなどがあります。案内サインは、わかりやすいイラストを用いることで、どんな方にもわかりやすく何があるかを伝えることが可能です。主にピクトグラムが使用されやすいでしょう。

また、最近はホームドアを設置している駅が増えました。ホームドアは、障がいをもっている方や高齢者の方以外にも、子どもの転落事故防止などにも役立ちます。またトイレなどに設置されている手すりも、バリアフリーを考えた設計のひとつです。

商業施設

商業施設では、多目的トイレや車いすでも通りやすい道になっているところが多いでしょう。また、音声機能付きの出入り口案内や、エレベーターやエスカレーターの設置、移動しやすいような手すりの設置によって、どんな方でも気軽に買い物しやすくなっています。

家の中でもできるバリアフリーの種類

多くの人が利用する施設では、さまざまなバリアフリーが施されていることも多いでしょう。一方、家では、主に階段・トイレ・お風呂場などがバリアフリーにしやすい場所です。従来の形からどのように変えると、どんな人でも使いやすくなるのかについてご紹介します。

階段

階段は、従来、急な傾斜だったり、手すりがついていなかったりすることが多かった場所です。そこで、バリアフリーを意識すると、手すりの設置や段差を小さくすることがポイントとなるでしょう。階段の段差を小さくすることで、幼い子どもや高齢者は上りやすくなります。

また、手すりについては、地面から近い手すりと大人のサイズに合わせた手すりを用意することによって、子どもから大人まで安全に階段を使用できるようになります。

トイレ

トイレでは、主に介護が必要になった場合手すりを付けることが多いでしょう。高齢の方は、立ったり座ったりする動作が困難です。そこに手すりを付けることで、今まで付き添いでトイレが必要だった方でも、一人で排せつすることが可能になります。

お風呂場

お風呂場は、バリアフリー化されていない場合、介護がしにくかったり、転倒などの事故が起きやすくなってしまったりすることがあります。事故防止のためにも、手すりを付けたり、車いすのままでも使えるユニットバス式にすることがおすすめです。また、寒暖差による心臓発作などをなくすためにも暖房を設置することもあります。

バリアフリー住宅のメリット

バリアフリー化には、多くのメリットがあります。とくに、「けがをしにくい」ことや「快適な生活を送れる」ことがメリットとして挙げられます。

けがをしにくい

バリアフリーは、さまざまな人のバリアをなくすために、障害を取り除いたり、新しく何かを設置したりすることです。そうすることで、転倒のリスクや、急な発作などが格段に少なくなります。けがや病気のリスクが減るため、安全な生活を送ることが可能になります。

快適な生活を送れる

住宅がバリアフリー化することで、不便なことが少なくなり、より快適な生活を送れます。車いす利用している場合は、段差の少ない造りにしたり車いすの状態でお風呂に入れたり、排せつが楽にできたりすることで、生活の質が非常によくなるでしょう。

また、高齢者の家では階段やトイレなどに手すりを付けることで、普段の移動がとても楽になるでしょう。このように、バリアフリー化をすることで普段の生活の質を上げることが可能です。

まとめ

バリアフリーの種類はさまざまあり、家にも使えるものがとても多いのです。普段の生活の中で、バリアフリーのものを見ている方も多いでしょう。「株式会社 Number Second」では、バリアフリー化に適したアイアン手すりの設置を行っています。家をバリアフリー化したいけれど、どのようにすればいいか悩んでいる方は、ぜひ一度ご連絡ください。お待ちしております。